早生りんご つがる
早生りんご「つがる」
夏の果物から、秋の果物へ変わる時期になりました。
9月になるとりんごの早生種の「つがる」が登場してきます。
リンゴは一年中、店頭で出回っているので、一年中栽培されているように思われるかもしれませんが、リンゴの収穫は9月上旬から11月中旬です。
リンゴは高湿度低酸素状態で冷蔵保存することで、長期の貯蔵(およそ9ヶ月間)ができます。そのために一年中食べることができるのです。
「つがる」は青森では8月下旬から9月中旬に収穫されます。 果汁、甘味ともに豊富で、歯ごたえの良さが特徴です。
『つがる』は早生種の中で代表格ですが、部屋の中などの常温では長期保存ができないので、購入したら、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ入れて下さい。
また、りんごの表面にワックスを塗ったようなべとつきが出てきますが、これは熟度が進み大豆油等と同じリノール酸や、オレイン酸が増えるもので、食べても支障がありませんが、早めに食べるようにして下さい。
りんごはカリウム・ペクチン・りんご酸などがあり、健胃、整腸、解毒、血圧を下げる働きがあります。
また、りんごに含まれるポリフェノールには脂肪の蓄積を抑制する効果があるといわれます。ちなみに、りんごを切って、置いておくと茶色に変色するのは、ポリフェノールのせいです。
2013年8月22日
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